いまさらだけど:折坂悠太心理ツアー(12/3追加公演@渋公)
絶対ライブで聞きたいと思ってた折坂さん。
いまさらだけど、追加公演参加の記録と感想。
<セトリ>
01. kohei
02. 爆発
03. 心
04. 悪魔
05. 揺れる
06. 朝顔
07. 針の穴
08. トーチ
09. 口無し
10. 河をこえて(独奏)
11. 夜学(独奏)
12. 鯱
13. 荼毘
14. 炎
15. 星屑
16. ユンスル
17. 春
18. 坂道
19. さびしさ
20. 鯨
初めから鯨の鳴き声みたいな弦の音。そのあともことあるごとに聞こえてた。
ウッドベースとバスドラの印象。
気が付いたらはじまってた。
ライティングが素敵で、特にステージ側(演者の背中側)からのライトがめちゃくちゃきれいだった。白熱電球(っていうのかわからないけど)のフィラメントが、明かりが消えた後もしばらく発光しているのがあたたかい。けど、一曲の中で割と細かくライティング変わったりして、そっちに意識持っていかれる時もあった。客席にライトが届いて前に座っているお客さんたちの頭が照らされて、一階席フルキャパで人が入ってるのに感動した。
身体表現が豊か!音にのっちゃってつい体が、とかじゃなく表現として意思をもって体を動かしている印象。それも相まって、演劇みたいだった(夜学とかとくに)。
わたしは普段音楽聴いてて、聴こうと思ってもなかなか歌詞の意味を取れないんだけどんだけど、この時はすっごく言葉の意味を理解できた。音じゃなく言葉として入ってきた。
バンドで乗るパート、物語性にひきこまれて集中させられるパート、弾き語りでちょっと緩むパート。緩急にめちゃくちゃ振り回されて、緊張させられたしノラされた。
多くないMCの中で、「ステージ、次はあなたの番です」と。
仕事の循環、ステージの循環、それぞれの仕事。
終わりが近づき、爆音でトランス状態。ずっと聴いてたい!もっと!ってなるけど聴き続けたら頭おかしくなりそう。音圧すごくてほんと全身にばっしばし音浴びた。脳みそが疲れた。
終わり、鯨、海の中みたいな音と光の中、真っ暗になって明かりがついたころにはステージには誰もいない。
気づいたら始まっていて、気づいたら終わっているステージで、終わってしばらく放心状態。
終わりの影アナで声のみ登場。
「良い夜を」という言葉でおわかれ。
生で聞くことの素敵さを感じた夜でした。
そして、追加公演WOWOWで放送されるらしい。